2018年08月25日

本番で力を発揮するには



夏の高校野球は大阪桐蔭高校が優勝しました。
全国からトップレベルの選手が集まっており春夏連覇は確実ではないかとも言われていました。
しかしいくら実力があっても、トーナメント形式で春も夏も全部勝つのは凄いことです。

私が驚いたのは、準決勝で主将の中川三塁手がエラーをした後に、笑っていたことです。
1点先制された4回表、無死一塁からサードゴロをエラーしました。試合の流れとしてはとても痛いプレーです。
でもそこで投手に笑顔で謝っていました。40年前の私の時代には考えられないことです。

チーム内の競争も激しく、ものすごい練習をストイックにやって来た彼らが、試合ではミスしてもピリピリしないで笑顔でいられる。
これは凄い、だから追い込まれても力が発揮できるんだと思いました。
ちなみに主将である中川選手は1年前の甲子園では一塁手。
試合終了のはずの内野ゴロでベースを踏まずにセーフとなり、サヨナラ負けとなった大きなエラーをした選手です。
その選手があの笑顔になれるところに西谷監督のメンタル指導の凄さを感じました。



posted by ちゃっぴぃ at 12:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月30日

指導するとはどういうことか?


ある公立中学のテニス部で、サーブがなかなかうまく入らない生徒に対して練習ミスの罰として「校舎外周を80周走れ」と顧問の男性教諭(31)から指示され、途中で倒れて救急搬送されたという報道がありました。

教育長は記者会見で「行き過ぎた不適切な指導で、保護者におわびする」と謝罪しました。

テニスで失敗した生徒に対して、炎天下のグラウンドを走らせることはそもそも「指導」ではありません。

「良い結果が出ない」⇒「嫌がることをさせる」「叱責する」

ということをしたがる癖を持っている人たちが教育業界にいます。そうじゃないよ、技術指導だよ、という文化に変えて行きたいと思います。

posted by ちゃっぴぃ at 11:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

物で釣るのは不適切か?


中学生の娘が「次の試験で1番取ったらスマホをアイフォンに変えて欲しい」という条件を出してきた。それに乗っても良いかどうかという相談がありました。

私は保護者様への講演で「内発的動機が大切。外発的動機は続かない」とお話ししています。ではこのケースはどうなのでしょうか?

「外発的動機とは、その行為を自らは望んでいないがご褒美があるから不本意ながらやることであり、そのシステムだと長続きしないことが多いから好ましくない」という趣旨でお伝えしています。

◇自らもその結果は望んでいること。
◇行動が促進されて良い結果が出てそれが成功体験となり今後にプラスの効果を望める。

こういう条件なら問題ないですね。「ご褒美」は「お金」でも「スマホ」でも「称賛の言葉」でもなんでもいいんです。良いサイクルが生まれれば。

posted by ちゃっぴぃ at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

内発的動機とは


先日の日曜日に京都での研修会に参加しました。
JR元町駅に行くと白い杖を持った方が電車に乗ろうとされていました。全盲の方のようでしたので声をかけて乗車のお手伝いをしました。
大阪駅で環状線に乗り換えるとのことでした。私は時間に余裕があったので一緒に大阪駅で途中下車して環状線に乗車されるところまでお手伝いしました。

「わざわざ途中下車して全盲の方の案内をする」と言う行動をなぜしたのかと言うと、そちらを選んだ方が自分の気分が良いからです。
「体の不自由な人のお手伝いをするべきだ」「人としてそうするべきだ」と考えることを「外発的動機」と私は呼びます。
そうではなく「この状況でこの方に何もしないよりお手伝いした方が自分が嬉しくなる」「今は急いでないし自分には負担もない」と考えて行動することが「内発的動機」です。
その方が人の言動に左右されず、安定して行動できます。

学習するのも進路を決めるのも、そんな風に考えてもらうことを神戸セミナーでは目指しています。


posted by ちゃっぴぃ at 15:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月25日

本質と優先順位


私事で恐縮ですが、喜多の出身校である膳所高校野球部が40年ぶりに甲子園に出場しました。センバツの「21世紀枠」というやつなので、野球の実力で出場できたわけではありません。そうはいっても少し嬉しい気持ちにさせてくれました。
県立進学校が強豪私立高校に勝つのは容易ではありません。膳所高校では「データ班」という相手チームの打球の方向などを分析する「野球をしない部員」を応募して打者ごとに守備位置を大きく変える作戦を取りました。甲子園の初戦ではそれがほぼ成功し、3回までは北陸地区大会で優勝している強豪校相手に互角の試合をすることができました。しかし実力差は明らかで試合の後半は打球の強さに取ることができない打球も増えてきて0−10と完敗しました。
そうなんです。実力が近ければ「データ分析」で有利になりますが、それだけでは勝てないんです。
受験もそうなんですね。「傾向と対策」の前に「英語の知識」「文章読解力」は絶対に必要です。そのうえで「入試傾向」「能力と相性」などを分析し、かつ「学習の優先順位」を考えることで合格に近づきます。
母校の健闘を見て、改めて当たり前のことを考えました。


posted by ちゃっぴぃ at 09:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする